スタンダードプリコーションという予防の考え方
感染症の有無にかかわらずすべての患者に適用する疾患非特異的な予防策
アメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)隔離予防策ガイドライン(1996)より つまり
「どの患者さんも感染症を持っているという前提で感染予防をしましょう」
という事です。
ある調査では、感染症にかかっていても3割近くは申告をせずに治療を受けているといいます。これは実に危険な行為で、当人だけの問題ではなく、別患者や術者、スタッフにも危険が及ぶことになります。
スポルディングの分類
欧米では以前より、このスタンダードプリコーションの考え方が一般的であり、上記のスポルディングの分類に分けられた器具が適正に滅菌システムにかけられています。上の表は当院のスタッフ用に作成したものです。
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